「iPhone 3G」はソフトバンクが考える最適な“インターネットマシン”
前略
7月11日発売の「iPhone 3G」 「iPhone 3G」もソフトバンクに言わせると“インターネットマシン”。シャープ製の「インターネットマシン 922SH」とともに2008年春に宣言した「2008年はインターネットマシン元年」の発言の裏は、すでにiPhoneの投入も強く意識していたという。「(他国GSM版の)iPhoneユーザーはデータARPUが他機種より約1.8倍も高いという結果が出ている。このことは経営面でも魅力的なこと。iPhone 3Gの登場で“PCでインターネット”するのも急激に減っていくかもしれない」
ソフトバンクは中国China Mobileと英Vodafoneの3社折半で出資した「ジョイント・イノベーション・ラボ」をこのほど設立。中国を中心にアジア圏のモバイル企業への投資もさらにすすめる。「国内の1900万ユーザーでは世界のリーダーシップは取れないが、この3社連合で世界20億ユーザーのうち7億人を相手にできる。おサイフケータイや携帯ゲームなども世界中で普及させたい。日本は携帯契約者の伸び悩みや人口減少などが危惧されるが、世界に目を向ければ悲しいことはない。今までアメリカが世界ナンバーワンだったが、これからはアジア中心の時代が来る」
なお、「iPhone 3Gは発売と同時に初期出荷分はなくなると思う」とiPhone 3Gの反響の大きさを示すとともに、発売日当日の品薄傾向が生じる可能性も示唆した。
ソフトバンクショップへの予約も断りの連絡が一部の店舗であったとの記事も掲載されていましたが、孫さんがお話することですから間違いはないでしょう。